音への取り組み
ひとり言
静かなじかんはいくつかの音の配慮事項を設定しています。
私自身が会社員時代やコワーキングスペースを利用していて、どんな設備よりも音が重要だと思っていました。
飲み物の種類が多かったり、椅子が座りやすかったり、施設がきれいだったり、家から近かったりすることは、良いに越したことはありません。
ただ、その全てが良くても、音によって一気に心地の悪い空間になってしまうと感じていました。
そこで、少し遠くてもちょっと古臭くてもいいので、音に配慮のある場所があればと思い、静かなじかんを作りました。
ちなみに、オフィス環境での気になる音をいくつか上げると
1)鼻をすする
2)タイピング音
(同じようなもので連続で強く叩くや、マウスクリック音など)
3)咀嚼音(クチャクチャ食べる音)
4)ため息、舌打ち、独り言
5)ボールペンのノック音
(色ボールペンの連続での切り替え)
などがあります。
くしゃみも鼻をすすることに似ていますが、
くしゃみは自らで止めることができないので仕方ないと思っています。鼻をすすることは自らの動作として行っているので意識すれば止められることです。
また、コワーキングなのにタイピング音は配慮する音?と思われるかもしれませんが、キーボードボードやマウスでも静音仕様のものもありますし、ソフトタッチでゆっくりタイピング音をすれば、音も静かになります。
なので、パソコンで高速で文章を書く場所としては適さないかもしれません。
どちらかというと、集中してアイデアを出す場合などの早い作業を必要としない時には最適だと思います。
音がゼロになるとは思いませんが、ちょっとした心遣いで音は軽減できると思います。
ポイントとして以下の2点を心がけることで心地よい空間になればと思っています。
1)急がずゆっくりを心がける
→ゆっくりタイピング、ゆっくり歩くことで、タイピング音や足音も軽減できます。
2)自分の出す音に少し耳を傾けてみる
無意識に出している音で他人が気になる音がたくさんあることにまずは気づくことです。その上で、少しでも必要ない音にご配慮いただければと思います。
特に、繰り返し鼻をすすっている方や、タイピングが大きい場合はお声がけする場合があります。
みなさまが心地よく過ごせるようご協力をお願いいたします。
また、いつも音にご配慮いただいてご利用されている方にはこころより感謝いたします。